夏と言えば、カレーと怪談です(ものすごい偏った発想)。
というわけで。
いっちょ体験談でも書いてみます。
まぁ、夏本番というのにはちょっと早いので、怪談というにもちょっとアレな話ですけどね。
それは、今朝起きてすぐの出来事でした……
というわけで。
いっちょ体験談でも書いてみます。
まぁ、夏本番というのにはちょっと早いので、怪談というにもちょっとアレな話ですけどね。
それは、今朝起きてすぐの出来事でした……
柚木は、寝付き寝起きともに激悪です。
なので朝はきっちり起きれるよう、あれこれ工夫をしています。
目覚ましを複数用意したり、電気をすぐつけれるようにしたり。
特に電気。
紐をわざわざ長くしてるんですよ。
寝転がった状態でもいじれるくらいの長さに調節してます。
で、いつものように電気をつけようと手を伸ばしました。
目をつぶってても場所くらい分かります。我が家ですから。
しかし、今日に限って手ごたえがない。
まったく見当違いのところをスカッスカッと仰いでいるだけ。
おかしいなぁ、と思いつつ、やっと目を開けてみれば、そこには。
重力を無視した光景が広がっていました。
why?
なぜ糸が空中で綺麗な曲線を描いているのだろうか。
余分な分をつるしておく、なんて普通のことですが、
寝転がってでも電気をつけられる
という工夫をしている柚木がそんなことをするはずはありません。
何だろうか、この現象は。
寝ぼけが一発で解消されました。
恐る恐る紐に手をやります。
もう、なんでこうなってんのかとか考えない。
ちょっとだけ力を入れて引いてみると。
――あれ?
なんか、ものすごい力がかかっています。
そっとやちょっとでは元通りに戻らねぇぜ☆とでも言っているかのような。
さすがにおかしいと思い(というか、ここでようやく頭が冴えて来た)、
物理法則を無視している部分をじっくり観察。
よくよく見てみれば、細い細い糸があるではありませんか。
細い糸は天井からのびています。
ちょいちょい、と掃除機の先でいじってみるとかなりの強度。
さらにいじっていると、掃除機にへばりついてくるではありませんか。
よもや。
糸の先をたどってみます。
私の予想が正しければ。
アレがアソコあたりにいるはず――!
予感は的中。
怪奇現象の主は、
蜘蛛
でした。
巣作りの土台にされてしまったんですな。
正体が分かってしまえばたいして驚きはしません。
蜘蛛は益虫ですし、良い関係を気付いていきたいものです。
しかし、しかし、だ。
私の朝の時間をほんのり苦く染めたことを許せるかといえばそうでもない。
糸の正体を探るべく用意した掃除機を、おもむろに蜘蛛へと向けます。
そして……電機獣の咆哮が部屋に響き渡りました。
――許せ、蜘蛛。
もとはといえば私の部屋に入り込んだお前が悪い。
巣に突っ込めば絡め捕られてしまうのだと、誰よりも知っているお前だろう。
なにとぞ成仏してくだされ。南無阿弥陀仏、合掌。
なので朝はきっちり起きれるよう、あれこれ工夫をしています。
目覚ましを複数用意したり、電気をすぐつけれるようにしたり。
特に電気。
紐をわざわざ長くしてるんですよ。
寝転がった状態でもいじれるくらいの長さに調節してます。
で、いつものように電気をつけようと手を伸ばしました。
目をつぶってても場所くらい分かります。我が家ですから。
しかし、今日に限って手ごたえがない。
まったく見当違いのところをスカッスカッと仰いでいるだけ。
おかしいなぁ、と思いつつ、やっと目を開けてみれば、そこには。
重力を無視した光景が広がっていました。
why?
なぜ糸が空中で綺麗な曲線を描いているのだろうか。
余分な分をつるしておく、なんて普通のことですが、
寝転がってでも電気をつけられる
という工夫をしている柚木がそんなことをするはずはありません。
何だろうか、この現象は。
寝ぼけが一発で解消されました。
恐る恐る紐に手をやります。
もう、なんでこうなってんのかとか考えない。
ちょっとだけ力を入れて引いてみると。
――あれ?
なんか、ものすごい力がかかっています。
そっとやちょっとでは元通りに戻らねぇぜ☆とでも言っているかのような。
さすがにおかしいと思い(というか、ここでようやく頭が冴えて来た)、
物理法則を無視している部分をじっくり観察。
よくよく見てみれば、細い細い糸があるではありませんか。
細い糸は天井からのびています。
ちょいちょい、と掃除機の先でいじってみるとかなりの強度。
さらにいじっていると、掃除機にへばりついてくるではありませんか。
よもや。
糸の先をたどってみます。
私の予想が正しければ。
アレがアソコあたりにいるはず――!
予感は的中。
怪奇現象の主は、
蜘蛛
でした。
巣作りの土台にされてしまったんですな。
正体が分かってしまえばたいして驚きはしません。
蜘蛛は益虫ですし、良い関係を気付いていきたいものです。
しかし、しかし、だ。
私の朝の時間をほんのり苦く染めたことを許せるかといえばそうでもない。
糸の正体を探るべく用意した掃除機を、おもむろに蜘蛛へと向けます。
そして……電機獣の咆哮が部屋に響き渡りました。
――許せ、蜘蛛。
もとはといえば私の部屋に入り込んだお前が悪い。
巣に突っ込めば絡め捕られてしまうのだと、誰よりも知っているお前だろう。
なにとぞ成仏してくだされ。南無阿弥陀仏、合掌。
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